院長紹介

受診される方へ

 当院は2003年5月に開院した心療内科・神経科・精神科を専門とするクリニックです。

 現代の生活は、文明の発達とともに利便性は果てしなく向上していますが、同時に常にストレスにさらされてもいます。
 そのような状況で、心の問題はとても身近なものとなっているようです。
 しかし、日本社会は欧米に比べると何か症状があっても患者さんから見た受診や治療への門戸はまだまだ遠いように思えます。

 厚生労働省は、2004年度より新しい研修医制度を導入し、全ての研修医に3ヶ月間の精神科へのローテーションを義務付けました。
さらに、2011年7月、これまでの日本における4大疾病、がん、脳血管障害、糖尿病、心血管疾患に、うつ病を中心とした精神疾患を加え、5大疾病としました。
 社会的なメンタル・ヘルスへの関心の高さが反映されていると言ってよいかもしれません。

 私は開院以前、精神神経科単科で250床を有する病院に勤務しておりました。
 救急的な治療(メンタルにも救急医療があります)もこなすなか、外来診療をする上で専門の病院にいらっしゃるまでに,かなり遠回りをされている方も多く見受けられました。

 開院後は地域に根ざし、日々の診療にあたらせていただいております。
 今までの臨床経験を生かしつつ、これからも病状の早期発見・治療に少しでもお役に立てるよう、心のプライマリ・ケアとして皆様が気軽に受診・相談できる環境作りを心がけてまいります。

心の健康を取り戻すプロセスに、 社会生活の仕切りなおしに,我々をキーパーソンとしてお使いいただければ幸いです。

院長 精神保健指定医  吉井 文

院長略歴

平成5年 北里大学卒業後、北里大学精神神経科医局へ入局し、
精神薬理・精神科救急等を学ぶ。
石郷岡病院を含む2年間の研修を終了。
平成7年 飛鳥病院出向、精神分析セミナーへ参加。
平成9年 大和病院出向
平成10年 精神保健指定医取得
平成13年 綾瀬市知的障害者ケア・マネージメント会議へ参加。
平成15年 あやクリニック開院

心の病理に関しては、ウィニコット、メラニー・クライン、
ジャック・ラカン等を好む。
趣味は読書、サイクリング、映画鑑賞

待合室